強い装備も、いい仲間も、通過するべきイベントもスルーして生きてきてしまった
不思議なアメだけで人生を進めてしまって、まだ「たいあたり」しか覚えてません。
カジノで遊んでいる間にこんなに進んでいたとは…
失敗するのが怖い
失敗が怖いっていうのは、よくある話です。
大きなプロジェクトを任されたり、公衆の面前に立たされたりすると、失敗が恐ろしくなってしまいます。
この緊張感はいつになっても消えませんね。
しかし「この緊張感こそが、成功するためには必要不可欠である」みたいな話も聞いたことがあります。
上手く付き合っていくしかないんですかね。
成功も恐ろしい
逆に、成功することを怖いと思った事はないですか?
成功によって、生活が変わってしまうことが怖いんです。
これまでは、レベルでいうところの最低レベルにいたので、これ以上落ちることのない場所にいます。
しかし成功により、物事のレベルが1つ上がってしまいます。
仕事で成功した場合、そのおかげでより難しいプロジェクトを任されるようになるかもしれません。
しかも次のプロジェクトでは、前回以上のパフォーマンスを求められるでしょう。
今回のプロジェクトではかなりの労力を費やし、やっとの思いで成功させることができました。
次はどうでしょう?
レベルが上がったタスクたちを処理し続けられる保証は、どこにもありません。
今回の成功も、ただの運だったかもしれません。
生活のレベルは上がっても、自分のレベルは上がってないかもしれません。
綱渡りな生活
たまたまフリーザを倒してしまったら、次に戦うのは19号やセルですからね。
スーパーサイヤ人にもなれないのに、強敵と生死をかけた戦いをすることになる。
成功と虚栄は人間を弱くして、未熟なまま年をとらせる。*1
自分が未熟なまま成功してしまい、さらなる成功を求められる。
どんどん細くなる鉄骨*2を渡らされているかのような気分です。
そんな状況の中で心をすり減らしながら生きるのは、私には荷が重い。
”まとも”な大人になれなかった
取らぬ狸の皮算用ってこのことなんでしょうね。
まあ思ってしまったものは、どうしようもありません。
でもレベルが上がってしまうのは、避けられないんでしょうね。
何もしなくても年を取ってしまいますし。
”まだ若いから”という無敵の言い訳も通用しなくなるのも時間の問題です。
年を取ったらもうちょっとまともな人間になるかと思ってたんですけど、「まぁこんなもんか」ってくらいに落ち着いてしまいました。
まだガキなだけかもしれません。
弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我をするんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。*3
ガキのついでに、弱虫みたいですね。
幸福も怖い。
幸福そのもの、というよりは幸福の終わりが恐ろしい。
まあずっと幸福が続くこともないでしょうし、実質幸福が恐ろしいのですね。
生活が幸せになってしまうことが怖い。
幸せに満ちた生活で「まぁこんなもんか」と思ってしまうのも怖いですし、幸せが失われるのも怖い。
そして幸せを失う事におびえながら過ごさなくてはいけないのも怖い。
穏やかな日常を過ごしたい
幸福でも不幸でもなく、成功も失敗もせず生きていたい。
私にとっては、幸せとも不幸せとも言えないような日常が一番の”幸せ”なのかもしれません。
実際のところ、締め切りもタスクもなくフワッと過ごしている日常が一番好きです。
他の人に「生きてる感じがしない」とか言われそうですけど、このくらいが性にあっています。
これに飽きて、何かしようと決心することもたまにあるんですけどね、毎回後悔しています。
決心したときはやる気に満ち溢れていても、実際にやるとなると話は別です。
「なんで自分からストレス要因を入れてしまうんだ…」と毎回思えど、次には活かせずじまいです。
マゾなんですかね。
人生はRPG?
人生もプレステージできたらいいんですけどね。
強くてニューゲームみたいな。
無駄にレベルだけ上がってしまって、いろんなフラグを逃してきた気がします。
最初にしか会えない村人も逃してきましたし、始まりのダンジョンにある宝箱や装備も拾わずに過ごしてきてしまいました。
スキルポイントもしょーもないことに浪費してしまって、覚えるべき魔法を覚える余地も残っていません。
でも今更戻るには進みすぎてしまいました。
ストーリーが進展しすぎて、もう始まりの村には戻れません。
魔王に焼き払われた村は、エンディング後まで復活しませんからね。
とりあえずクリアしておくしかなさそうです。
まだ「たいあたり」しか覚えてないんですけどどうしましょう。
どこかに、メチャクチャ強い聖剣みたいなの落ちてませんかね?