大泉洋さん主演の映画をprime videoで見たので、オススメをレビューします
大泉洋さんをご存知ですか?
独特なキャラとトークスキルが最高の、北海道の俳優さんです。
「水曜どうでしょう」で一躍有名になったんですかね。
あれめちゃくちゃ面白いですよね、今でも一番好きなテレビ番組です。
「おいパイ食わねぇかぁ」
まだ見たことない人が羨ましいくらいです。
「旅行で大事なのって、非日常感じゃない?」みたいな記事を書いたりしたんですけど、その考えはこの番組の影響もあるかもしれません。
脱線しました。
大泉さんはさらに、「北海道150年で最も功績があった人」で9位にもなりましたね。
今では北海道のイメージが「味噌ラーメン、バター、大泉洋」みたいな感じです。
そんな彼ですけど、一応、本業は役者です。
どっちかっていうとバラエティーの人みたいなイメージだったんですけど、改めて主演映画を見てみると演技力がもう凄い。
作中で彼が演じるキャラクターも”大泉洋”の人柄が出ているんですけど、それが雰囲気をぶち壊したりはしないんですよね。
例えばタレントが吹き替えなどをしたら非難轟々になったりしますよね?
シンプルに技術不足だとか、雰囲気を壊すとかで。
でも彼がやったら、そうはなってない気がするんですよね。
あくまで彼自身でありながら、作品の雰囲気になじんでいく。
演技力の高さや人柄の良さがあるゆえの芸当なんでしょうか。
まぁ好き嫌いが分れるポイントではありますよね。
私は結構好きです。
こうやって聞くと、彼の主演映画を見たくなりませんか?
prime videoで一通りチェックしてみたので、オススメ紹介するついでにレビューしていきます。
prime videoで見られる、大泉洋のオススメ映画
駆け込み女と駆け出し男 オススメ
この映画がめちゃくちゃ良かったので、とりあえず見てください。
一番オススメで、邦画で一番好きな映画がこの作品になったかもしれません。
舞台は江戸後期、女性の縁切りのための駆け込み寺で大泉洋演じる医者見習いが、女性の人生再出発を手助けしていく。
二時間超あるんですけど、まったく飽きません。
普段、私は”人情劇”みたいな作品を毛嫌いしていて、”心温まる”とか”人の繋がり”とか言われると見たくなくなっちゃうんですよ。
でもこの作品は本当にそれを感じるんですよね。
樹木希林さんや大泉洋さんの人柄が役からにじみ出ており、人の温かさを感じます。
個人的には”人の背中を押す”ことについてかなり考えさせられました。
職場とかなんかで「お前のためを思って」とか言われることってありますよね?
でもその決断って、その人にとっては人にアドバイスを求めたくなるほど重い決断で、他人が”お前のためを思ってるから”という理由で口出ししていいのか?って思ってしまいます。
この作品も駆け込み寺という、いわゆる離婚のための幕府公認の施設を舞台にしているので、特にそういう重大な決断を迫られる場面があります。
そこでの大泉さんや樹木希林さんの立ち振る舞いと言動に、本当の意味での「人情」だとか「相手のためを思った言葉」を見られた気がします。
めちゃくちゃ良かったので、とりあえず見てみてください。
アフタースクール
佐々木蔵之介さんや堺雅人さんとの共演作。
もしも興味が湧いたら、ネタバレを避けるためにレビューなどを全く見ずに鑑賞することをお勧めします。
大泉洋演じる中学教師の元に、かつての同級生だという探偵(佐々木蔵之介)が訪れる。
彼は同級生だったサラリーマン(堺雅人)の行方を追っている、と言うが…?
「え?(驚き)あぁ(納得)、うん?(疑問)あぁ~~(辻褄が合う)」みたいな感じになります。
伏線の貼り方と回収の仕方が圧巻です。
探偵はバーにいる
気軽に楽しめる探偵映画って感じでしょうか。
様式美と作中の世界を楽しむ映画だと思っています。
風邪で休んで家にいるときに、見たくもないのにお昼のサスペンスドラマ見ちゃうことってありませんか?
登場人物とか作品の世界、先週のあらすじも知らないのに、なぜか楽しめてしまう。
そんな人にはぜひオススメしたい作品です。
突っ込みどころは正直多いんですけど、ユーモアと流れで押し通してくれます。
まだprime videoにはないんですけど、3作目が一番好きです。
アイアムアヒーロー
邦画でこんなに面白くてグロいゾンビ映画作れるんか…って感動しました。
変な回想シーンがなくて、ストレスなしで見られるのが良いですね。
妄想はありますけど。
ゾンビvs人間じゃなくて、主人公の成長ドキュメンタリーになっています。
ありがちな大げさな表現がなくてリアルに寄ってるのもgood
ヒロインが可愛い。
時折出てくる素の(?)大泉洋が好きです。
マンガが原作の映画にあんまりいいイメージ無いんですけど、「アイアムアヒーロー」はめちゃくちゃ良かったです。
しあわせのパン
オムニバス形式のほっこりとする作品。
夫婦で営んでいるパン屋に、いろんな客が訪れます。
レビューにもありましたが、深夜食堂と似た雰囲気を持っていますね。
本当に絵本のような描写があるので、そこは好き嫌いが分かれるでしょうか。
ほんわか日常系のマンガが好きなら楽しめると思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
とりあえず、「駆け込み女と駆け出し男」が本当にいい映画でした。
大泉洋さんなどの有名俳優を抜きにしても十分にオススメできる作品です。
ぜひ見てください。