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歩兵の上の冠

読書好きあるある! 読書好きのためのマンガ「バーナード嬢曰く」が面白い!

本を読むのはめんどくさい!だけど読書家気取りはしてみたい!

そんな願望はだれしも一度は持つものです。

読んだことない本あるけど、知ったかぶりしたい、とか

どんなポーズなら読書家感が出るんだろう?とか

かっこいい名言を引用して使ってみたい!とか

このような読書好きあるあるがたくさん登場する、読書家マンガを紹介します。

 

 

バーナード嬢曰く。

このマンガについて

読まない読書家こと町田さわ子が主人公の、本好きあるあるマンガです。

彼女の周りには、本と読書が好きな友人ばかり。

そんな友人に囲まれながら、図書館を舞台に物語が進行していきます。

そこで出てくるのが大量の名言本好きあるある

本を読まない主人公と本好きの友人たちの会話の中で、たくさんの名著や名言が飛び出してきます。

 

作中に出てくるたくさんの名著たち

 「火花」や「雨にも負けず」、「シャーロックホームズ」など、だれでも名前は聞いたことがあるであろう名著がたくさん登場します。

一話ごとにテーマとなる本があり、それにまつわる名言や小話を中心に話が進んでいきます。

グレッグ・イーガンなどのSF作家や、水嶋ヒロの「KAGEROU」など幅広い分野の本が登場し、著者の手広さがうかがえます。

次に何の本を読もう?と考えている方には、きっと興味を引く作品を見つけられるでしょう。

そんな中で主人公は、「いかにして本を読まずに読書家を気取るか?」を考えながら斜め上の行動をとっていきます。

 

 町田さわ子と名言たち

 主人公と友人たちは、図書館で本についての会話をしながら過ごしていきます。

ある本を主人公に見せたら「あ、それ文庫化したんだー」

友人がある本を読んでいると「それ、Amazonがしつこく勧めてくるやつじゃん」

読まない読書家である主人公は、読書家感を出すためにあらゆる手を使います。

ある時は有名作品(未読)から名言を引用してみたり、ある時はマイナーな本(未読)の本を紹介してみたり、とクスッと笑える本好きあるある(ないない?)が多数登場します。

 

読書好きあるあるも、あるある!

この説明だと主人公は本当に本を読まないように見えますが、巻を経て成長していくうちに読書好きになっていきます。

トイレで読書をしていたら、ウォシュレットしたか忘れた。

電車で本を読むときの持ち方について迷う。

同じような表紙の本だけそろえてしまう。

出先で読むためにたくさん本を持っていったのに、ほぼ読まずに終わる。などなど

読書好きなら一つは共感できるものがあるのではないでしょうか。

今までにあってなかったような、本好きのための漫画になっています。

 

独特の空気感

高校や大学の学生だった頃に、仲のいい友達と集まって趣味の話をしてだらだら過ごす。

そんな時に流れる独特のまったりとした空気が、このマンガから感じることが出来ます。

面白いことをいう人、突っ込み訳の人、頭いい人、悪乗りに乗ってくる人。

そんな風にそれぞれの役割を持っていて、だらだら楽しい時間を過ごせるような空気。

そんなふと学生時代を思い出すような雰囲気をこのマンガは持っています。

幸いなことに、読書は誰でもすることができます。

登場する作品を一つ読むだけでも「あ、これ知ってる!」といって彼女らの輪の中に入っていける事でしょう。

読後にはちょっと本が読みたくなってくる、そんなマンガになっています。

 

最後に

いかがだったでしょうか。

読書を主題に置いたギャグマンガという珍しいマンガです。

日常系マンガとして読むもよし、新しい作品を探しに読むもよし、本好き読書マンガとして読むもよしな、オールマイティーなマンガです。

読書の前に、または学生気分を味わうために、「バーナード嬢曰く。」を読んでみませんか?