まんがで読破!シリーズがkindleでセールでかなり安い/マンガで勉強ってどうなの?
古典名作を読んでみたいと思いつつも、原書を読むのはハードルが高い。
そんな時に便利なのがこの、「まんがで読破」シリーズです。
しかもそれが今なら、kindleでかなり安くなっています。
マンガで読破!
利益出るんか?ってくらいの値段です。
やっぱりマンガだとかなり読みやすいです。
元の本の堅苦しさを感じさせないレベルで易しくなっています。
kindleはめちゃくちゃ便利なので、この機会にぜひ使ってみてください。
以下は個人的な雑記です。
マンガでわかる系ってなんか胡散臭くない?
ここが問題ですよね。
他の人も思っているかどうかはわかりませんが。
ショーペンハウアーも「名著を解説した本なんて別物で悪著」と言っていたのもあります。(超意訳)
実際に自分で読むまでは、こういう本を読んでる人を見ると
「別に元の本読めばよくない?」と思ってしまうことがありました。
マンガでわかる!系に謎の嫌悪感を持っていたんですかね。
別にマンガでわかる!を読むのが悪いことではない
でも別に、マンガでわかる系を読むことが悪いことではないんですよね。
知識量が増えるのは良いことですし、手軽にマンガでできるなら、それに越したことはないです。
じゃあ何で私が嫌悪感を持っていたかといえば、
「マンガで完全にわかった気になる人がいる」からでしょうか。
初学者がマンガで勉強してても「えぇ…」とはなりませんし。
中学生が「マンガでわかる歴史」を読んでても「感心じゃん」くらいですよね。
でも大人が「マンガで読破!」を読んでわかった気になってると、それは何か違うと思ってしまいます。
あくまでその人が読んだのは「マンガでわかる解説本」であって、元の本を読んで理論を理解したりしたわけではない、というか。
マンガでわかる!と元の本は違うのか?
個人的には全く別物であると思っています。
知識を得るために本を読んでいるとして、文字のほうが密度も情報量も多いはずなのに、それがもっと少ないマンガという形態になっている。
多少は情報量がそぎ落とされていると思うんですよね。
物語を楽しむためだったとしたら、ただ単に”あらすじ”だけ知りたいわけじゃなくて、その本を読むという体験と、それに付随する描写などを楽しむためですよね。
なので、「マンガでわかる!」を読んだからと言って元の本と同程度の知識なり体験が得られるわけではないと思っています。
じゃあマンガでわかる!系は悪なのか?
でも別に、マンガでわかる系を読むことが悪いことではないんですよね。
知識量が増えるのは良いことですし、手軽にマンガでできるなら、それに越したことはないです。
こうやって言いながら、私も資本論とか共産党宣言とかのマンガ版を読んでます。
やはり、「元の本に進む前のステップ」とか「正しい理解とかは別にいいから大枠だけ知りたい」という人のための本、みたいな立ち位置なんですかね。
それなら、積極的にマンガでわかる!系を毛嫌いするのは間違ってますね。
マンガでわかる!と元の本が区別できていなかったのは私のほうなのかもしれません。
手に取りやすいマンガで知識を増やすのはいい手段ですよね。
まとめ
まあ、マンガでも何でも知識が増えるのは良いことですね。
それがきっかけになって知見が広がるのに越したことはないです。
実際、めちゃくちゃわかりやすいし読みやすかったので、勉強しているとは思えないほどでした。
マンガで楽しみつつ知識も増えていると思ったら最高ですね。
今ならかなり安くなっています。
ちょっと漫画で読破!で勉強してみませんか?