青空文庫がKindleにもあったので、オススメを紹介します。
皆さんは青空文庫ってご存知ですか?
無料で古典名作の本が読めるサービスなんですけど、案外知っている人を見かけない気がします。
青空文庫とは
青空文庫(あおぞらぶんこ)は、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館である[4]。富田倫生、野口英司、八巻美恵、らんむろ・さてぃの4人が呼びかけ人となって発足した[5]。
著作権が切れた作品や、著者が無料公開している本を読むことが出来ます。
日本の著作権保護期間は50年なので、著者の死後50年が経過した作品などを読むことが出来ます。
日本の有名所ですと、夏目漱石や太宰治などでしょうか。
もちろん日本だけでなく、カフカなどの海外の作品も公開されています。
要は古典名作がタダで読めるサービスという事ですね。
ウェブで読書って案外続かない
ウェブ上で読書って、あんまり続かなくないですか?
物理本だとかkindleみたいに、目に付く場所にまとまって置いてあったら読む気になるんですけど、サイト上だとなかなか難しい気がします。
あんまり長すぎる記事を読む気がなくなるのと同じでしょうか。
1つの記事を2,3日に分けて読むことがないのと同じ感じですね。
私も古典名作くらい読んでおくかと思い、青空文庫を読破するのを何度も目指したんですけど何度も挫折しました。
同じ作品でもkindleとか、物理本だと読む気になるんですけどね。
形式の違いっていうのはモチベーションに大きく関わりそうです。
ついでに言うと、ウェブ上だと読了した作品が増えてる感がないですよね。
別に自慢するために読んでるわけじゃなくても、本棚が埋まっていく感じっていうのは欲しいものです。
そのためにも物理本だったりkindleのように、「読んだ本が溜まっていく体験」は大切です。
Kindleに青空文庫ストアがある
そんな続け辛い青空文庫ですけど、kindleに青空文庫ストアがあるんです。
もちろん無料です。
やっぱり電子書籍を使っているメリットって、無料で手に入る作品があるってことですよね。
マンガだけではなく、古典名作たちも無料で読めてしまいます。
無限に暇つぶしを錬成できますね。
kindleで読める、青空文庫のオススメ作品
正直、どれも名作なのでオススメするのも野暮に感じます。
人間失格 太宰治
恥の多い生涯を送ってきました。 本文より
太宰治の代表作ですね。
余談ですけど、この作品って「日本文学を学ぶための登竜門」って呼ばれることも多いです。
でもそうやってハードルを上げられると、なんとなく読みづらくないですか?
どうせおススメするなら「これ古いけどオモロイよ~」くらいのユルさで勧めてほしいです。
まあ古典名作ってことは長い間、親しまれてきた作品なので面白いことは面白いんでしょうけどね。
銀河鉄道の夜 宮沢賢治
なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。
本文より
また代表作で、古典名作ですね。
国語の教科書に載っていたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。
学生時代を思い出します。
また余談なのですが、青空文庫って電子書籍に入ってましたよね。
中学生か高校生の暇な授業中に読んでいた思い出があります。
吾輩は猫である 夏目漱石
恋は宇宙的な活力である。 本文より
いまさら言うこともない気がします。
ガリバー旅行記 ジョナサン スウィフト
反逆とは、行動に表れる前に、心の中にひそかに芽生えるものだ。
本文より
なかなか説教臭い作品です。
冷静に考えたら、日本が鎖国している時代に書かれたと思うとホントに凄いですね。
変身 フランツカフカ
不条理小説って呼ばれがちなこの作品。
あらすじよりも、カフカの人柄を楽しむ作品かなと個人的には思っています。
私と気が合いそうな作者だよなぁと個人的には考えています。
まとめ
どれも超名作で、今更オススメするほどでもないですね。
無料で楽しみつつ、いわゆる”教養”もつけることができます。
ぜひ読んでみてください。