Crown Pawn

歩兵の上の冠

文章のスタイルについての覚書

文章を書くときに、自分が気を付けていることを書きます。

あくまで主観的なものなので、読みやすさは保証できません。

(また、このスタイルに沿ってない文章も当ブログ内に散見されると思います)

 

1.いつ、どこで、誰が、何を、どうやっての順で書く

「黒いワンボックスが、白い軽自動車に、交差点で今朝衝突しました。」

よりも、

「今朝、交差点で、黒いワンボックスが白い軽自動車に衝突しました。」

体感的には後者の方が読みやすいと思います。

これに関しては順を意識するというよりは、推敲しているうちにこうなっていく感じです。

どうしても読みやすい文が書けないときは、参考にしても良いかもしれません。

 

2.極力、熟語を使わない

観劇しに行った。

よりも

劇を見に行った。

という風に書くことが多いです。

少ない語数に情報を詰め込みすぎると、読みにくい気がしてのことです。

「先日、私は友人と観劇した。」「先日、私は友人と劇を見に行った。」

どちらも十分に読みやすいとは思います。

が、後者はより話し言葉に近く、読むのにエネルギーを使いません。

 

3.一文は短く、主語と述語を近づける

「先日、私は赤坂の劇場に友人と一緒にご飯を食べたあと前から気になっていた映画を見た。」

「先日、私は友人と赤坂で昼食を共にした。その後、近くの劇場で映画を見た。」

主語と述語が遠いと読みにくいですよね。

特にブログに関しては、結論ありきで読んでいる人も多いです。

一文を短くして、テンポ良く読ませるのが良さそうです。

やり過ぎると情報密度が低くなりすぎるのが難点。

 

3.5.休めるポイントを作る

あまり文章が続くと読みづらいですよね。

いい感じのポイントでアイキャッチを入れましょう。

 

4.句読点は少な目にする。

句読点は、文を読みやすくするために、打つと、効果的です。

ですが読みやすくなる反面、スピードは落ちます。

最後まで読んでもらうためには、少な目にしてスピードを出させた方が良さそうです。

 

5.指事語の対象を分かりやすくする。

指事語を多用することで、文章をスッキリさせ読みやすくできるでしょう。

しかしそれによって、逆に直帰率をあげてしまう可能性もあります。

このときの「それによって」の対象が判りづらいですよね。

文章を短く切ることによって回避できそうです。

 

6.難しい単語を使わない

直帰率ってなんだ?ってなった方もいらっしゃると思います。

 

7.文章の繋がりを意識する

突然、箇条書きの形式なく並列にことを並べるのは推奨できません。

文の主題が判りづらくなり、読者の意欲をそぎます。

書き手にとっても脱線する危険性があります。

 

このように何が主題か判りづらくなります。

「また、」などを使って回避したいところです。

 

8.ひたすら推敲する

これに尽きるかもしれません。

とりあえず書いてみて、それを削って直していく。

一番の近道っぽいですね。

 

ちなみにこの記事は全く推敲してません。

読みにくかったですよね、すみません。

参考文献: